冷凍牡蠣の解凍方法|生で食べるときと加熱するときで手順が変わります

先に結論

冷凍牡蠣の解凍は、食べ方によって手順が変わります。迷ったときは、この2行だけ覚えてください。

  • 加熱して食べる(焼く・蒸す・揚げる・鍋)→ 解凍しません。凍ったまま調理します。
  • 生で食べる → 冷蔵庫で12〜24時間かけて解凍します。

解凍が必要なのは、生食のときだけです。加熱調理で先に解凍してしまうと、水分が出て身が縮み、食感が落ちます。

1. 加熱して食べるなら、解凍しない

焼き牡蠣、蒸し牡蠣、カキフライ、牡蠣鍋、アヒージョ。いずれも冷凍庫から出して、そのまま調理して構いません。

解凍してから加熱すると、解凍中に出た水分(ドリップ)と一緒に旨みが逃げます。凍ったまま火を入れたほうが、身がふっくら仕上がります。

電子レンジの目安

殻付きのまま、600Wで1個あたり約1分40秒。個数が増えるぶんだけ加熱時間を足してください。

フライパンでの蒸し焼き

フライパンか鍋に凍ったままの牡蠣を並べ、ふたをして蒸し焼きにします。殻が開いたら食べごろです。

残った出汁は捨てないでください。ご飯とチーズを加えればリゾットになります。牡蠣の旨みがそのまま出ています。

2. 生で食べるなら、冷蔵庫で12〜24時間

もっとも味が落ちない方法です。

  1. 食べたい日の前日に、冷凍庫から冷蔵庫へ移します
  2. 12〜24時間、そのまま置きます
  3. 解凍できたら、その日のうちに食べきります

時間はかかりますが、低い温度でゆっくり解凍するぶん、ドリップ(旨み汁の流出)が最小限で済みます。

3. 急ぐときは流水で10〜15分

今日中に食べたい場合は、流水を使います。

  1. 牡蠣をポリ袋に入れ、口を閉じます
  2. 袋ごと流水に当てます
  3. 10〜15分で解凍できます

袋に入れるのは、水が直接牡蠣に当たると旨みが流れ出るためです。

4. やってはいけない3つ

常温に30分以上置く

とくに生で食べる場合、常温で30分以上置くと品質が落ちます。解凍は冷蔵庫か流水で行ってください。

再冷凍する

一度解凍したものを冷凍庫に戻すことは避けてください。細胞が壊れ、食感と味が落ちます。

解凍した翌日に持ち越す

解凍後は当日中に食べきってください。

5. 解凍したときに、よくある3つの疑問

殻が開いていた

解凍中に殻が自然に開くことがあります。品質に問題はありません。そのままお召し上がりいただけます。

殻が欠けている・穴が空いている

殻付き牡蠣の仕上げ作業で、殻が欠けることがあります。中身の品質には影響しません。

小さなカニが入っていた

牡蠣をはじめとする二枚貝には、カニが共生していることがあります。自然の牡蠣である証拠で、異常ではありません。

6. 食べる量について

牡蠣は栄養価が高い食品です。一度に多く食べすぎると、体調によっては吐き気や腹痛につながることがあります。体調がすぐれないときや、体質が合わない方はとくに、適量でお召し上がりください。

また、生で食べられるのは「生食用」と表示された牡蠣だけです。加熱用と表示されたものは、必ず火を通してください。生食用と加熱用の違いについては、別の記事で詳しく説明します。

解凍しても味が落ちにくい牡蠣について

「今日の晩ごはん」でお届けしている兵庫県・播磨灘産の牡蠣は、旬の1〜4月に水揚げしたものをプロトン凍結という方法で凍らせています。細胞を壊さずに凍結するため、解凍時のドリップが出にくいのが特徴です。

播磨灘は食品衛生法の基準を満たした清浄海域に認定されており、生食用としてお届けしています。ノロウイルスなどの検査も定期的に実施しています。

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